前へ
次へ

遺品整理の費用が無くて困ったら?

遺品整理をするお金が無く、親が亡くなった家をそのまま放置するという家庭がしばしばあります。
親族にも経済的余裕がなく、代わりに費用を支払ってくれる人がいないケースでは、どうすればいいのでしょうか?この場合、もし亡くなった家族が生活保護を受けていたのであれば、生活保護費のなかから20万円程度のお金が支給されます。
「経済的に困窮していれば、役所が遺品整理を無償でやってくれる」という噂がありますが、その真相は生活保護費から支払われていたのです。
また亡くなった人が、国民健康保険料を不備なく納めていたのであれば、5~7万円程度の扶助が支給されます。
社会保険に加入していた場合でも、給与の1か月分程度の額なら支給されることがあるので、所属していた会社に確認してみましょう。
ただしこれらの扶助は、葬儀が終わった後でなければ支給されないので、注意が必要です。
さらに葬儀や遺品整理が目的であれば、民間の金融機関よりも低い金利で借りることができる少額貸付制度も各自治体には用意されています。

Page Top